2014年3月3日月曜日

四季折々の過ごし方

すっかり日記もおひさしぶりです。
そうしたらパスワードがわからなくてアメブロが開かなくなりました。


ついでなのでblog一新!
すっきりーーーー!
「ねんねんさいさいみやもりなな」



初唐時代の詩の一節
「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」
昔から好きなフレーズです。
なんて切なくて美しいんやろ。
花は毎年同じように咲くけれど人の見方は変わっていくのです。
それでも、そのたびに、やっぱり私は私なのだと強く思えます。


さてさてついに冬眠あけです。
一昨日の新月あたりからゆっくりと春です。
魚座の新月やったようで、魚座の私にとってはお正月ですね。
あけましてただいまーーーー!

といっても携帯電話はまだまだ冬眠中。不通です。


毎年毎年冬は冬眠するのですが、年々感じ方もかわってきました。

絵を描き始める前、サラリーで働いていたときは、まわりに冬眠なんて言う人はいなかったから
「やっぱり私はまだまだ子供なんや。季節や天候ごとに気分がかわって、
毎日同じ時間の電車に乗ると涙が出たり、タイムカードを押す前に急に不安になったり・・・
アカンなぁ。早く周りのみんなみたいに平日は仕事をして、休みの日には家の用事をして、
呑んでも道で寝なくても平気な人間になりたいなぁ!早く普通になりたいなぁ!」
こんなことを思っていました。

それでも仕事は楽しいし、何より人に必要とされて働けるというのは心の拠り所でした。
職場の人たちは大好きやし、毎日飲みに行くのも楽しいし、
…なのに、なんで私だけ「なんか違う」んやろ。
冬になるとすべてを捨てて冬眠したくなる気持ちは本当に私が子供だから?



そんなこんなで絵をかいて、いろんな人と出会いました。
特に、私の初展示の直前に東日本大震災があったので周りも大きくかわりました。
アーティスト…といっても、作品のみをつくるのではなく
生きることを自らのアイディアでもってクリエイトしている人たち。
絵、歌、旅、狩、農業、自給自足、アートセラピー、スピリチュアル、もちろんサラリーマンでも、
みんなそれぞれ生きている。
「冬眠したってええんや!
自然と人は一緒やって、子供のころから感じていたことを実践している人がこんなにもいる!
わたしはこのままいこう!」
と、自分なりに生き方に挑戦してみました。

その中でも自分のいくつかの展示とタロットソウルメッセージ、
離島住み込みや岩手大槌での一か月、長崎へのヒッチハイクの旅、
障がい者とその家族のイベントやその他アートイベントへのスタッフ参加は影響が大きいなぁ。



そうこうしてようやく今年一年、少し足跡を残すような過ごし方ができるようになってきました。
そうすると四季折々の過ごし方がみえてきたように思います。


雑多な中からエネルギーが芽を吹き、花開いた春。
浮かれて踊りだすような、華やかで脆い時期。まさに青春。

そのエネルギーでもって新しい人たちと触れ合えた夏。
日を浴びて固くなる枝葉の様に、生やしては固めていく、
繰り返すことで不安は確信と変わり、落ち着いていく。
いろんなハプニングもあるけれど、強い太陽光も
少々の台風や雨にも耐えれる、そんな日々。

落ち着き、自分の何かが熟成されて、一つの完成系がみえた秋。
自分のこの考えは経験を通して学べたものだ。確信して実をつける。


そして・・・・熟したと思った実はじつはまた新たな始まりで、
実が落ちて、土に還るような、そんな冬。
子供にかえったかのようにいろんなことが怖くなる、平気でいられなくなる、

心の中がモノトーン。
ひとつのことしかしたくなくなる。
エネルギーが低下する。
とめどなく襲ってくる不安。
大丈夫?ほんとうに春はくる??

「出来ない」自分、が不安で怖くてついつい平静を「装う」。
本当に「平静」なときもあるし「装う」ときもある。
特に新しい人たちや雑多なところへは行かないようにする。
行くときは心をクローズする。

できるだけ安心できる人々と、ゆっくりと過ごす。
籠ることもわるくない。

こうして毎年大きな木になっていくんやろうな。
焦る自分を大切にしてあげよう、
そのあとにやってくる乗り越えた時のヨロコビを迎え入れよう。

そう思えたとき、春がきました。

そんなこんなで今年も無事に春が来た。
あけましておめでとう。


感受性の強い私はどこでもオープンハートでいることがほんとうにむつかしい。
どこでもオープンにして、子供の時、学生の時に何度も味わった疎外感がほんとうに怖い。


でもやっぱり、
怖いものがない人間なんて。
チャレンジすることがない人生なんて。
つまらない。



殻をつくり、好きな人のなかばかりにいれば、たしかに穏やかでいられるけれど、
春になったらやっぱり雑多な中へとびこんでいくんだろうな。

毎年訪れる冬の為に、今年も巣を作っていこう。
自分が安心できる冬眠の場所。
穏やかでいられるそんな場所。


籠ることも発散することも、毎年やってくる。
くりかえしくりかえし。
四季折々の過ごし方。


やっぱり人は地球の子供だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿